アソビコインとはどんなアイテムなのか

仮想通貨の一つであるアソビコインは、2018年に公開された、日本で開発された通貨です。
アソビモ株式会社が発行し、発行上限数165億枚のうち現在3億枚が発行されており、そのうち半分がプレセールとなっています。
意外なことですが資産運用の一環として開発されたものではなく、デジタルコンテンツの売買を円滑に行うための通貨として誕生しているのがポイントです。

1 発行会社が運営している様々なオンラインゲームへの実装が決定
2 利用者が購入したデジタルコンテンツを改ざん・不正コピーできないように防ぐことも可能
3 デジタルコンテンツの収益は権利を持つ人に正当に支払われる
4 二次デジタルコンテンツの流通
5 まとめ

発行会社が運営している様々なオンラインゲームへの実装が決定

発行会社が運営している様々なオンラインゲームへの実装が決定しました。
将来的には自社開発のゲームだけではなく、ほかの企業と組んで1千以上のゲームで実装することを目指しているといいます。
発行会社であるアソビモ株式会社は2007年に設立されたオンラインゲーム運営会社で、企業化する前から数えて15年以上にわたってオンラインゲームの開発に取り組んできた実績があるのが特徴です。
世界規模で6百人以上の開発者が在籍し、全世界で月間百万人以上ものアクティブユーザーがいるなど、ゲームコンテンツに関しては高く評価されているといっても過言ではありません。
2019年2月時点でシエロ取引所オープンと同時に上場しており、アソビマーケットと呼ばれるエンターテイメントマーケット内部でのみ使用可能な通貨とされています。
ゲームないアイテムだけではなく、音楽や漫画・動画・小説など多様なエンターテイメントに関するアイテムを手に入れることができるようになっているのがポイントです。

利用者が購入したデジタルコンテンツを改ざん・不正コピーできないように防ぐことも可能

ブロックチェーンの特徴である改ざん・コピーができない部分をデジタルコンテンツに応用し、利用者が購入したデジタルコンテンツを改ざん・不正コピーできないように防ぐことも可能となっています。
なお、一般的にデジタルコンテンツは中古での売買を不可能としていますが、アソビマーケット内ではデジタルコンテンツの中古販売を可能としているのも特徴の一つといえるでしょう。
ブロックチェーン技術を使ってデジタルコンテンツを防いで利用しないように守ることができるだけではなく、利用する人が不要なデジタルコンテンツを売却できるようにしているのは斬新といえます。
発行上限枚数が多い理由も、将来的に利用者がデジタルコンテンツ売却することを見越していることなどからだといわれているのも特徴です。
デジタルコンテンツの売買が可能となることで、今まで紙媒体しか利用してこなかった人でも安心して利用しやすいと考えられているのも特徴といえます。

デジタルコンテンツの収益は権利を持つ人に正当に支払われる

なお、デジタルコンテンツの収益は権利を持つ人に正当に支払われることも知られており、今後に期待が持てるとされているのもポイントです。
通常中古CDやゲームソフトを購入しても権利者に収益が発生することはありません。
しかし、アソビコインを利用して売買されているデジタルコンテンツでなら、確実に支払われるシステムとなっているところも見逃せない事実といえます。
アソビコインは利用者だけではなく、権利を持つ人も安心して利用できるようにしているのが特徴といえるでしょう。
なお、運営している会社でのゲーム購入にアソビコインを利用すると、最大5割引きで購入できるといったサービスを提供しているため、利用したいと考えている人は少なくありません。
というのも、ゲーム内では日本円の2倍の価値を持つ通貨として定義されているからです。
ゲームを積極的に遊ぶ人にとっては、利便性の高いものと考えられるだけではなく、効率よく活用してよりいっそうゲームを楽しむことができます。

二次デジタルコンテンツの流通

多くの利用者が期待しているポイントとなるのは、二次デジタルコンテンツの流通です。
デジタルコンテンツを利用する人が年々増えているのは事実であり、自宅に様々な書籍を保管しておいていた人が断捨離などを始めた結果、電子書籍に興味を持ち利用することも多いといいます。
不要なデジタルコンテンツを売却できることは、今までなかったマーケットとして可能性があるとされ、多くの人が評価しているのもポイントです。
流通を促進するために、自社主催のeスポーツの大会で、賞金として提供するのではないかと期待する声も少なくありません。
自社主催でブロックチェーンイベントなども開催しているため、今後よりいっそう普及する可能性を期待する声も多いです。
発行企業は複数の企業と業務提携を行っており、提携企業とともにコインを活用することによって、より一層の市場の拡大ができるのではないかと期待されています。
実際に不正ダウンロードや不正な改変等を防いでデジタルコンテンツの著作権や権利者を守るという意味でも、素晴らしい仮想通貨として期待をかけている人も多いです。